2005年8月アーカイブ

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タケノコメバル
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メバル
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マサバ

今日は朝一で牡鹿半島の先端にある鮎川港に行きました。道中、鹿飛び出し注意の標識がやたらあるのですが、「いくら牡鹿だからって」と侮っていたら、道路脇の茂みから立派な角を生やした牡の鹿がひょっこり顔を出していました。「おわっ、鹿だ!」と思わず叫んでしまいました。本当に居るんですね。

だいぶ夜も明けてきたころ、鮎川港が見えてきました。遠目には狙っている堤防には人っ子一人見えませんでした。「よっしゃ、堤防先端独り占めだ」と、意気揚々と堤防の付け根に駐車して、荷物を担いで堤防を歩き始めました。

10m位歩いて、人が居ない理由がわかりました。その先には柵が設置され、先端の方へは立ち入り禁止になっていました。去年来たときにはこんな柵はありませんでした。最近立禁がやたら増えてるような気がします。宮城県特有の事象なのか、全国的にそうなのかは定かではありません。

昔ならともかく、いい年した今では柵を乗り越える勇気はありませんが、かと言って朝マズメのゴールデンタイムをみすみす移動に使うのも勿体無いので、その柵の脇でサビキ釣りを始めることにしました。

すぐにウキの周りでナブラ(小魚が肉食魚に追われて水面を跳ね回ること。これが見えたら釣れたも同然とされる)が立ちました。ところがいつまでたってもウキが消しこまれません。「あれー、おっかしいなー」と仕掛けを巻き上げてみると、カタクチイワシが一匹掛かっていました。5cm位のメバルでさえ、スパッとウキを消しこませるのに、このイワシという魚は本当に弱い(イワシとは鰯と書く)んですね。

日が少し照りだすと、ナブラも立たなくなってしまったので、サビキを止めて、オキアミ(南極海で取れるエビの小さいようなやつ。分類学的には全然別物らしいが)を付けエサにしたカゴ釣りに変えました。すると早速スパッとウキが消しこまれ、軽い感触と共に、この辺ではベッコウゾイとかボイジョとか呼ばれている標準和名タケノコメバルが上がってきました(写真)。またまた新種です。春先にさんざん狙って結局出会えなかった魚だけに、喜びもひとしお。その後はちびメバルが数匹釣れましたが(写真)、こちらはすべてリリース。エサもなくなったので、いったん鮎川港は撤収としました。

前回まるでダメだった女川港が何故か気になって、寄ってみることに。すると前回は誰も居なかった岸壁が、妙に賑わっています。しかもみんなして竿がしなっています。「なんだ?」と近寄ってみるとデカサバでした。4~50cmモノばかり、と型も揃っています。聞けば「毎年今頃ここにはサバが回ってくるんだよ」とのこと。「こりゃいかん!」と速攻で近くの釣具屋までエサを買いに戻り、投げサビキ形式でスタート。ズボッとウキが消しこまれると、5号の磯竿が大きくしなり、右へ左へと走り回って竿が振り回されます。そして上がってきたのがマサバ(写真)。ほぼ2年ぶりに青物の引きを堪能した私は、5匹釣ったところで止めにしました。

帰って私が3枚におろして、つれないくんの妻にシメサバと味噌煮とソボロにしてもらいました。刺身にすると絶品という噂ですが、「鯖の生き腐れ」と言うように、あたる確率も非常に高いそうなので、今回はパス。未だ「秋サバは嫁に食わすな」と言うほど脂がのってはいなかったのですが、味噌煮とソボロは結構イケました。シメサバはつれないくんの妻が料理本片手に大奮闘してくれたのですが、結果失敗。やたらしょっぱく、かつシメサバなのに酸っぱくはなく、何やら生臭くて、結局食べるのを断念してしまいました。誰か作り方を教えてください。

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マハゼ

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マアジ

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メナダ

今日はキスとアジを狙ってのダブルヘッダーを敢行しました。共に暖流系の魚なので東北の太平洋側にはあまり居ないとされるのですが、どうなることやら。
まずは朝一で新長面港へ行きました。朝靄が立ち込め、水面も見えない中へのフルキャスト。ジワジワっと仕掛けを引いてくると、なんと第1投目からブルルッと嬉しい魚信(アタリ)。「これは幸先がいいぞ。まずはキスをクリアだ」とワクワクしながら仕掛けを寄せてきます。途中ふっと「キスってこの程度の(弱い)魚信だったかな」と一抹の不安が脳裏をかすめましたが、仕掛けを上げてみると案の定、結構大き目のハゼでした。(写真)
「一度釣ったら皆外道」のつれないくんなので、即リリース。しかしその後朝靄の消えない海は静まり返ってしまいました。
ちょっと移動して投げると、また1投目からブルルルッと先ほどより大き目の魚信がきました。今度こそ本命か、と巻き上げますが、例の不安がまたよぎります。またまた案の定、もっと大きいハゼでした。ハゼ釣りをしていたら嬉しいサイズなのでしょうけど、今日は即リリース。と同時に突然雨が降り出し、どしゃ降りになってしまったので、ここは退散することにしました。
「宮城の海にはキスはいない」と決め付けることにして、次のターゲットであるアジを求めて南下しました。
途中、女川港付近の釣具屋で様子を伺ってみると「サビキ(擬餌針を使った釣り)で小アジが結構釣れているよ」と、嬉しい(怪しい)情報をキャッチ。アミエビ(寄せエサにする)を1Kgだけ買って、女川港へ寄り道をしてみました。
ところがなぜか、(というか当然というか、)誰も釣りなんかやってません。「こりゃ貸切だ」なんて喜んでいられるのも最初の30分くらいでしょうか。後はピクリとも動かないウキをただひたすら眺めながら、アミエビを海に撒くだけの作業を繰り返しました。いいんです。昨日までは釣れていたのになー、なんてセリフは釣りの世界では挨拶代わりですから。
エサもだいぶなくなってきたころ、実は足元直下に何やら赤っぽい魚が大量に群れているのに気づきました。「なんだろう、あれは」と仕掛けを足元に落として見ますが、撒いたアミエビは食えど、なかなかハリはくわえてくれません。エサ切れ直前にやっとウキが消しこんで、1匹魚が上がってきました。
シルエットから直感的に新種の予感がして、ぶら下げたまましげしげと観察をしてると、「ん?オキタナゴか?」と思った瞬間ポチャッとハリから外れて海にお帰りになってしまいました。なので写真がありません。幻の新種でした。
気を取り直して、当初予定の松川浦新港(ここはもう福島県ですね)に着きました。ここは宮城と違って釣り人がたくさんいましたが、ほとんどが投げ釣りのようです。そもそもサビキのように撒きエサを使って魚を寄せる釣り方は、一人でやってもあまり効き目がなく、みんながエサを撒くことで回遊してきた魚をその場にとどまらせることができるのです。案の定、一人でサビキをしている私のウキはうんともすんともいいません。
だいぶ経ったころ、不意にウキがスッと消しこみました。上がってきたのは黄色味の強いマアジでした(写真)。純粋な新種ではありませんが、写真に収めるのは初めてなので、大喜びでシャッターを切りまくりました。本当は群れが散らないよう、間髪をいれずにエサと仕掛けを再投入しなければならないのですが、それを忘れた私の釣座からはもうアジは居なくなってしまったようでした。
またダラダラとした時間をすごしていたあるとき、仕掛けを巻き上げようとすると、なにやら流木でも引っ掛けたかのように重くなっているときがありました。「あれ、やっちゃったか」と思いながらよく見ると、その流木はクネクネと動いています。もっと引いてみるとググッと引き込まれました。「魚だ!」と、急に我に帰りリールを巻きますが、これがなかなかいい引きを見せてくれます。久々に竿が満月のようにしなっています。
でも、足元まで寄せてみてガックリ。ボラのようです。通りがかりのおじさんに「おっ、ボラか。思い切って食べてみると結構うまいぞ。」と、どこまで本気かわからない声をかけてくれます。でも、ボラを食う勇気はつれないくんにはありませんでした。
ところでこのボラ、よく見るとなんか違います。鱗の黒点が私の記憶するボラとなんか違う気がしました。尾の付け根も太いし、尾びれもうまく説明できないけどなんか違います。帰宅後、写真と図鑑を睨めっこした結果、「メナダ」であることが判明しました。また新種追加です。そういう意味では大変嬉しい1尾でした。

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